人気の切らない包茎手術の注意点

切る包茎手術と切らない包茎手術がある

包茎手術とはいってもいくつかの種類がありますので、それぞれのクリニックでは症状や患者本人の希望に合わせて適切なものを選択するようにしています。
包茎手術には大きく分ければ切る手術と切らない手術とがあります。
包茎手術のなかでもスタンダードなのはやはり切る手術のほうですが、これは包皮の一部を医療用のメスで切り取って、包皮が余らないようにするものです。
これまで我が国でも伝統的に行われてきており事例が豊富ですし、いったな切っておけばいつまでも効果が持続する点がこの方法のメリットといえます。
そのいっぽうで最近では切らない手術にも人気があります。
実は切らない包茎手術のなかにもさらに種類があり、糸やボンドを使って包皮を接着する方法や、下腹部に埋もれている海綿体を引き出す方法などが用いられています。
受診したクリニックによって対応している場合とそうでない場合がありますので、事前のカウンセリングなどで確認しておきましょう。

切らない包茎手術の注意点とは

包茎手術には切る手術と切らない手術とがありますが、もしも切らない手術を選択した場合、いくつかの注意点があることも頭に入れておかなければなりません。
切らない包茎手術は基本的に余っている包皮を邪魔にならないように仮に固定しているだけであり、切る手術のように物理的に包皮の余りがない状態にするわけではありません。
したがって場合によっては、せっかく包茎手術をしたのに時間が経過するとともに元に戻ってしまう場合がないとも限らないことが、注意点のひとつとして挙げられます。
また真性包茎やカントン包茎といった程度が重い症例の場合には、切らない包茎手術は対象外となっています。
このためいったんクリニックで症状を確認した上で、もしもこれらに該当する場合には切る包茎手術のほうを勧められる可能性があります。
このように切らない包茎手術も万能ではありませんので、クリニックでのカウンセリングを通じて理解を深めることが重要です。

まとめ

包茎手術には包皮を切る手術と切らない手術のふたつの種類があります。
最近では切らない手術も人気がありますが、これには医療用の糸やボンドで固定する方法や、下腹部から海綿体を引き出す方法などの種類があります。
いずれにしても切る手術とは異なり余った包皮を仮に固定するだけのため、せっかく包茎手術をしても元に戻りやすいところが注意点として挙げられます。
また症状によっては切らない手術の適用対象外の場合もありますので、事前のカウンセリングでチェックしておきましょう。